病理科の看護師年収

病理科の看護師年収


医療の世界は日々遂げる技術的進歩や新薬開発の飛躍進展によってより専門的で高次な水準の医療を受けることができるようになりました。専門治療は今まで治すことが難しいとされた病気の治癒・緩和・回復の可能性を最大限探り、できる限りの症状軽減やQOLを維持した患者さんの「生」を尊重した医療を実現しようとしています。診療科目は細分化が進み、その領域における最先端の医療を提供していくためには、より高い専門性が求められるようになりました。特に医師とともに医療の最前線に立つ看護師には、患者さんの心身を支えるジェネラルなケアスキルにプラスして特定科目を追求したスペシャリストスキルも必要とされています。

病理科とは患者さんの体から病変部の組織を採取し顕微鏡を使って病気の原因を調べる専門領域です。一般的な病気の診断では、臨床医が体調不良の様子や症状の程度を患者さんにたずね(問診)、患部を診(視診)、触わり(触診)、血液検査、X線検査などを行って総合的に推定診断しています。一方、病理科は顕微鏡で病変を比較分析し病気の原因が何なのか最終的に決定診断しています。

 私たちの身体は膨大な数の細胞が寄り集まって作られているため、病気の原因、病気の進行程度、病気の新旧度などは細胞の形や並び方などで判断していきます。診断の結果は臨床医に伝えられ、それをもとに具体的な治療方針を決めていきます。病理科の診断は患者さんの病気の確定した最終診断となるため、絶対に間違いのない正確な病理診断が求められることは言うまでもありません。

 病気の診断において重要な役割をなす病理の領域ではありますが、病理専門の病理認定医は少なく病院に病理専門の科を設けている所は多くありません。小規模のクリニックや保健所などでは看護師が簡易な病理検査を行うこともありますが、基本的には臨床検査技師という検査のスペシャリストが行う仕事になります。近年は患者さんの病気を知りたいニーズに応えた病理外来というものが開設され出しており、セカンドオピニオンとして患者さんに病理専門医が診断結果に基づく病気の説明をしています。病理の分野がより患者さんと接する機会が広がれば、病理分野で活躍する看護師も必要性が高まると考えられます。

こうした医療の場に欠くことのできない看護師年収は平均約450〜470万円で推移し、職務経験、役職、学歴、取得している資格などによって年収に若干の差はありますが、診療科目や専門領域による大きな年収差はなく、勤務する病院によって年収を含む勤務条件等が大きく変わってきます。年収UPを含めて将来のキャリアパスを考えたい人は、「ナースではたらこ」や「マイナビ看護師」など看護師を専門に転職支援するサービスサイトを活用してみると良いでしょう。キャリアアコンサルタントが一人一人に合ったキャリアプランや転職に関するAtoZをアドバイスし、しかも年収UPを目指した転職を積極的にサポートしてくれます!

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