准看護師と正看護師、普通に病院に行った程度では誰かどちらかなんて全く見当がつきません。どの看護師も同じような制服を着ていますし、声をかければ准看護師であろうと正看護師であろうと皆さん優しく対応してくれます。しかしながら、そのお給料や仕事内容には確かな差があります。その違いをちょっと具体的にお話ししていきますね。
厚生労働省のデータによると、平成20年の准看護師の平均年収は402.9万円という数字が出ています。同じ年の正看護師の平均年収が473.9万円ですから、なるほど確かにその差は大きいといえます。そもそも准看護師とは、医師や看護師の指示下において患者さんの治療や診療の補助といった行為をする人達のこと。准看護師の資格は通常の看護師資格のように国家資格ではなく、都道府県知事によって交付される免許なのです。こうした背景の違いによって平均年収にまで明らかな差が生じているわけですが、実際の医療の現場においては正看護師とほとんど差もなくハードな仕事をこなしているというのが現状です。建前としては、主に「正看護師の指示のもと」動くことになっているのですが、現場でそのような指示待ちをしているわけにはいきません。このような事情から、近年では准看護師という制度そのものをなくしていこうという動きが高まってきています。しかしながら、ただでさえ医療現場の人手不足が叫ばれている中で、なかなかその廃止が実現しないというのが現実なのです。
准看護師の年収も、正看護師の年収同様、勤務先や地域によって差があります。その差の程度は、正看護師の年収に準じます。ただでさえ低賃金でハードな労働を強いられる傾向にある准看護師、できるならば少しでもお給料の良い病院に移りたいというのが本音ですよね。「看護師の仕事はお金じゃない」、そう言い切れる看護師もたくさんいらっしゃいますが、それでも報酬は仕事へのモチベーションを左右する重要な要素です。年収をアップさせたいと考えるあなたは、決して卑しくも悪くもありません。
あなたが今以上に看護師という仕事に誇りを持つことができるように、どうかあなたの転職活動を成功させてください。忙しい毎日の中、「転職活動にまで手が回らない」という方もいらっしゃるかも知れません。でも安心してください。あなたの転職活動に協力してくれるパートナーはたくさんいます。そういった周りの力を上手に借りながら、あなたの頑張りをちゃんと評価してくれる病院を探してみてくださいね。
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